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JPNAP stories

日本のIXサービスのパイオニアとして、日本のインターネット黎明期から、その発展を支えるインフラを担ってきたJPNAP。その裏側にある、飽くなき技術の追求と、試行錯誤のお話をこっそり紹介します。

03.

IXはインターネット接続の最適解か

IXは「ネットワークを繋ぐ」ための唯一無二の方法ではありません。データセンタービジネスでスタートした当社も、元々はコンテンツ視点で配信に適したネットワークを持つことを主眼にしていました。当社名「インターネットマルチフィード」には、コンテンツを流すネットワークを提供することが我々のミッションであるという意味が込められています。

その後データセンタビジネスが順調に推移するなかで、当社も「やはりIXをやろう」となりました。その理由は、国内IX市場の機運の盛り上がりと、初期投資額の小ささなどの敷居の低さでした。データセンターはその拡大とともに規模の経済となり、資金力が重要となってきました。これに対してIX事業を推進するのは「ネットワーク同志の繋がりを支えたい」「インターネットを良いものにしたい」という根源的な動機であり、この動機が開発の原動力の全て。資金力を必要とする巨大な設備は必要ありません。IXの身軽さと高い自由度がインターネットに携わる技術者の文化にフィットして広く受け入れられ、技術者を熱中させたことが飛躍的な成長の要因となりました。

このようなIXの身軽さと自由度をバックグラウンドとしているJPNAPには、最新の技術を取り入れて先進的な取り組みを行なう風土があります。前述の光スイッチ(#1)はもちろん、100Gbイーサネットの導入、400Gb導入なども業界の先陣を切って行いました。JPNAPは、技術仕様だけでなく、お客様が接続状況を確認するためのカスタマーポータルの使い勝手にも定評があります。IX業界が有する自由な雰囲気に支えられ、JPNAPは先進性と利便性を発展させてきたのです。

インターネットの未来にワクワクし、それを皆で作り上げる喜びに満ちているのがJPNAP。このように、IX事業には技術者の愛があります。IXはインターネット接続の最適解だったと確信しています。